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マンガ家であり、エッセイぃストである東海林さだお。

毎日新聞朝刊の4コマ連載漫画「アサッテくん」や

週間文春の「タンマ君」などの漫画もさることながら

週刊朝日連載コラム「あれも食いたいこれも食いたい」は、

メジャーマイナー関係なく毎回一つの食べ物にスポットを当て、

それにまつわる独創的なコラムが人気。

「○○の丸かじり」シリーズで多くの単行本も出版されている。

そんな東海林さだおも81歳。

いまだ現役の漫画家、エッセィストというのは恐れ入る。

老活が60歳からだとして、もう20年以上も老活をしている東海林が

定年からの男メシの作法という本を発表しました。

いくつになっても「コーフン」しちゃう!

定年からも「食」は楽しい。をテーマに、

ただ食べることが楽しみな定年後ではなく、

そこに「男メシの作法」たるものを作り、

定年後の食事を楽しもうというコラム集。

目次のラインナップをずらりと紹介すると、

 

●目次
はじめに
第1章 定年からの外メシの作法
 スパゲティはむずかしいぞ
 ラーメンスープの残し方
 手塩にかけた焼肉
 「がんも」「どき」ってどんな時?
 再びがんばれ! デパート大食堂
 鰻重の作法
 こう食べないと寿司じゃない
 おじさん“スタバデビュー”す
 ソフトクリームの夢
 シーハほじってどこが悪い
第2章 定年からの家メシの作法
 とろ玉のドローリ
 卵かけご飯の次は醤油かけご飯だッ
 立ちあがれ、味噌汁!
 ツユダボの冷やし中華
 小倉トーストだなも
 プリンのヌメヌメ
 地球滅亡の前夜に「最後の晩餐」
第3章 定年からの旅メシの作法
 ど「阿呆列車」は行く
 500ml缶の男
 久しぶりの機内食
 味つけ海苔の奮闘
 サラダバーとおやじ
第4章 定年からの酒場メシの作法
 新生姜の香り
 焼き鳥各部論
 ガンバレ、筋子
 ヌタ好き
 愛しのたたみいわしよ
 プロジェクトチーム「土びん」
 楽しいぞ、イカ徳利
 ホテルのバーはこわい

 

タイトルだけでも面白そうでしょ?

そして、読んでみたいでしょ?

 

個人的には、

卵かけご飯の次は醤油かけご飯だッ

が大好き。

醤油かけごはんのすばらしさを語るための

例えグルメがまた強引。

しかしその中でも最後の落としどころには思わず感心してしまった。

ほかにもリアルに定年後のスタバデビューで戸惑った人なんかもいるんじゃないかなとか、

旅メシや酒場メシなんかは、

現役時代と定年後では立場も食への楽しみも大きく変わる。

「老活」ならぬ「老食活」ですかね。

これ読んでると、60歳過ぎてからの「食」が楽しみになる一冊です。

 

定年からの男メシの作法