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行きつけの店を増やす。
顔なじみの店を増やす。

若いころのような見栄をはるでもなく、
それから仕事が絡まない趣味や好きなことに関するお店。

そんな行きつけ、常連のお店を作るのも老活準備には必要です。

定年退職するとこれまでの仕事の付き合いがなくなります。

だから仕事中にお世話になっていた、お世話していた人も
退職するとほとんど離れてしまったり、自分から距離をおいてしまいます。

行きつけのお店もそう。

特に職場の人と一緒に行く機会の多いお店は、
退職後に元の職場仲間や仕事先の人と会うのも気まずいですよね。

だから、仕事とは関係のない行きつけのお店を今のうちから作っておきましょう。

お酒が好きな人なら、近所の飲み屋や居酒屋でもいいでしょう。

カフェでなく喫茶店。チェーン店ではなく個人のレストランなんかも、
お気に入りの空間が見つかれば、それとなく仲良くなっておくのもいいでしょう。

趣味だと、釣りや写真、パソコンやガーデニングなど。

それぞれお店はホームセンターやチェーン店よりも専門店や個人店。

お店からするとあなたはお客様なのですから当然大事に扱ってくれます。

それは会社の部長さんでもフリーターでも年金受給者でも

お店にとっては大事なお客様。

肩書で対応は変わりません(変わるところもあるでしょうが、そういう店はこちらから願い下げしましょう)。

50歳から通い始めると60歳の時には10年通い続けている常連さんです。

趣味や好きなことは、リタイアをしてからも続けられる。

それどころか、時間も増えるわけですから、働いている時以上にお店へ顔を出すことも増えるでしょう。

仕事の付き合いは仕事を辞めることで途絶えますが、

趣味や好きなことの付き合いは、その後も続きます。

だからこそ、リタイア後の居場所を今から準備しておきましょう。


常連の店で10年後にバイトする

釣りが趣味のAさんのお話。

Aさんは20代から釣りが趣味で、休みになると遠方まで釣りに出かける釣りバカ日誌の浜ちゃんタイプ。

釣りの趣味を通じて仕事の幅も広がり、専門店も紹介してもらい常連になりました。

退職後も何店かの行きつけに通い、元仕事仲間とも釣り仲間として交流が続いています。

その中の1つが個人店なのですが、時々店番を任されるようになりました。

店番と言っても店主がいない日、留守の時間の代役程度。

1日2時間とか、週に3回とか不定期で頼まれるそうです。

時給は800円で月平均にして2万円程度。

Aさん曰く結局もらったバイト代のほとんどは釣りにかかるお金で消えてしまうそうですが、

好きなことでお金がもらえ、それを好きなことで消費するというのは理想的だと思いませんか?

60を過ぎてからアルバイトをする。

まったくゼロの職場だと不安もあるし、

かといって2000万円問題を考えると少しでも副収入があれば。

そんな時、趣味の常連店のお手伝いで副収入を得られると考えればお得だし、

その仕事活動には、

「お金」
「交友」
「趣味」

のいずれもが加わっている。

有意義な老後の副業と言えるでしょう。