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この前読んだ本で気になる部分があったのでここで共有します。

何かをする場合、実践のためにはその準備が必要。

企画会議でプレゼンをする場合、

そのプレゼンの資料を調べたり、聞き取り確認と多くの準備がかかる。

僅か10分の発表のために一週間の時間をかける。

この場合、10分のアウトプットのために、1週間インプットに時間を割いていると言える。

理想的なアウトプットをするためには如何に多くのモノをインプットするかが必要。

芸能人が一気に売れレギュラーを何十本と持ってチヤホヤされてたものの、

その後飽きられて消えていくパターンというのは

売れてからインプットする暇がなく、ひたすらアウトプットの時間が続いた結果、

プットできる中身が空っぽの状況になっていたのでしょう。

 

老後に何をしよう!

と考えた時にも、このインプットアウトプットは大事です。

たとえば60まで勤め上げた職種に関する講演や指導をするなら

40年近いインプット作業を吐き出すわけですから十分アウトプットが可能な作業です。

だけど「定年になったらこれまでと全く異なる世界で働きたい」

となった場合、

その異なる世界のことをどれだけインプットネタがあるんですか?ということ。

営業畑一筋で40年。人と話すのが好きだから定年になったらカウンターだけの焼き鳥屋を始めよう。

仕事帰りに何度も焼鳥屋に行っているし、焼鳥屋の相場やその辺の意識はある。

60になった。

定年になった。

退職金をもらった。

さぁ焼鳥屋だ!!!

どうです?

うまくいくと思いますか?

私の知り合いで営業畑一筋から定年後焼鳥屋を始めた人がいます。

その人は50歳の時点で自分の未来のビジョンを浮かべ、

週に2回、行きつけだった焼鳥屋で修業を始めました。

修行だから報酬は無し。もっともサラリーマンで当時は副業なんて無理な時代。

夜7時から12時まで。

週2回。

洗い物から注文取り、お通しの準備や翌日の仕込みなど。

少しずつですが学んだそうです。

50歳から週2回ってことはザックリ1年で100回程度。

これを10年続けて60歳から自分のお店を・・・と思っていると、

その方よりも一回り年上の大将が、引退しお店を譲ってくれたそうです。

「最初手伝わせてほしいと来たときはどうせ長続きしないと思っていたが、10年頑張ったんでね」

店を10年手伝ったらお店を譲ると50の時にはもちろん言われてません。

あくまでも焼鳥屋を始めたい。

そのための勉強がしたいとこのお店に修行を希望したのです。

10年間で1000日の修行。

10年間アフター5の時間を使って、5000時間のインプットをしたからこそ、

60歳で焼鳥店の店主として第二の人生を始められました。

これももし

「時給幾らでもいいんで週二回雇ってほしい」

というスタートだったら、10年後に店をやるという流れになったでしょうか?

もっともバイトも募集してなかったかもしれませんし、お金を払ったもらったの関係になるとまた流れは大きく変わってしまう。

無報酬でも働きたい。

働くというより学びたい。

50歳から10年分のインプットで60歳からの新たなアウトプットが始まった。

「俺はこの知識がないからダメだ」

「今から始めても間に合わない」

頭で決めつけずに、5年~10年かけて老後に始めたい夢、目標を

50代のうちにインプットしてみませんか?